一日オリーブ収穫が終わったら、まだ夜の作業が。「ひぇーもうくたびれたよ〜」とぼやいているのは私だけ。何十年もやっているマンマはさすがに体力が違う。実についた葉を取り除いたり、土が混じってないか入念に
チェックしている。2時間葉っぱを取り除く機械にかけて、手作業で実ひとつひとつチェックしないといけない。
で、チェックが終わったら即、車に積んでフラントイオ(搾油場)へ。私もフラントイオを見たいので、ついて行った。実を採ったら、24時間以内すぐ搾油しないと、オリーブの実は醗酵しはじめる。醗酵はワインならいいが、オイルはいただけない。
(この醗酵はワインと同じ成分、ポリフェノールがあるから)
早く搾油するのが、おいしさの秘訣だそうだ。昔はそのこともあまり知らず、長くおいてまとめて絞る農家もいたとか。搾油場はこの時期夜中まで開いてるので、山の上にある搾油場へゴー!すでに予約は入れてある。搾油場は、最新機械導入のコンテニュー式。これだと、搾油中の温度管理や酸化防止すべて制御されていて、ベストコンディションのオイルが絞られるように設計されている。これは、専門家のアドバイスを受けて、旧伝統式搾油場は使わないようにした為だ。やはりコンテニュー式のほうが、機械制御が精密でいいとのアドバイスだ。幸い、この搾油場のオーナーは、マンマの親戚にあたる人で(でた〜、また親戚のコネクション!)予約は優先してくれるからいい。
搾油場で3時間、ひまなので、うだうだおしゃべりをして待つ。この機械は騒音がすごいけれど、山の中なので、誰にも迷惑にならない。夜も深まりだんだん冷えてきた。やっと遠心分離機が止まって搾油終了。搾油料は、実100キロあたり20ユーロ。315キロの実でオイル38リットルだった。実のオイルの含有量としてはまあまあらしい。家に帰ったら、夜1時半。明日もオリーブ作業が待っている。ベットの中に入って目を閉じても、オリーブの実が落ちてくるような錯覚に襲われる。でもくたびれていたのだろう、すぐ爆睡。
翌朝また8時から作業を始める。こんな感じで、大変くたびれる1週間ですが、まあ1週間で終わるからね。
全身フルエクセサイズでいい運動に。誰か経験したい人はいつでもいらっしゃい!
搾油場から出来上がったオイルを使って暖炉であぶったパンにつけて食べてみた。絞りたてのオイルのテイスティングはこの季節ならではのイタリア人の楽しみのひとつだ。
2006年10月30日月曜日
オリーブ収穫後 フラントイオ(搾油場)にて
ラベル: イタリアオリーブオイル事情
2006年10月28日土曜日
オリーブの収穫 一日目
オリーブ畑、ミレーの絵のような風景がひろがっていますお天気がいいと、オリーブ収穫も、なかなか楽しい。全身ストレッチ運動になり、ウエストもシェイプアップ?の効果は、まだ見えませんが。。。ここのオリーブの木は、樹齢200年〜300年、マルケ州の景観のアクセントになっています今年の収穫風景です。ダンナの家では、今までずっと手摘み作業でしたが、今年からは、思い切って、収穫マシーンを導入しました。はしごに登って、実を獲るのは、過去のものに!手積みをすると、網に入る人数も多く実が汚れやすいし、時間が非常にかかって、実も熟しすぎる。はしごは非常に危険だし、作業するひとが高年齢で危険すぎる。はしごから落ちるリスクを考えたら、(もうパパさんが落下事故で治療中)たいへんな出費だが、しょうがないでしょうと家族会議で決定!専門家もオイルのクオリティに関係ないとのこと。(機械は、枝や葉を振動させるので、実に傷はいきません)かえって収穫したらすぐ、搾油できるので、おいしくなるとか。オリーブオイルのコースに通って、今まで頑固に守られてきた伝統的方法の正しいこと、間違っていることを学びました。ワインに興味を持つ人が増えて、ワインブームが起きたようにとオイルも今は生産者より、消費者やマーケットの知識や、要求が上回り、それに生産者がどんどん追いつかなければ、いけない世の中になったそうです。何の情報が正しくて何が間違っているのか、生産者も見極めないといけない時代ですね。去年日がな、木に上って、オリーブの実を落とすのも楽しかったですが、今年、テレスコープを持ってオリーブの枝を打つのは、シュワちゃんがマシンガンを持っているようでかっこいいでしょ。かっこいい?
ラベル: イタリアオリーブオイル事情