2006年10月28日土曜日

オリーブの収穫 一日目

オリーブ畑、ミレーの絵のような風景がひろがっていますお天気がいいと、オリーブ収穫も、なかなか楽しい。全身ストレッチ運動になり、ウエストもシェイプアップ?の効果は、まだ見えませんが。。。ここのオリーブの木は、樹齢200年〜300年、マルケ州の景観のアクセントになっています今年の収穫風景です。ダンナの家では、今までずっと手摘み作業でしたが、今年からは、思い切って、収穫マシーンを導入しました。はしごに登って、実を獲るのは、過去のものに!手積みをすると、網に入る人数も多く実が汚れやすいし、時間が非常にかかって、実も熟しすぎる。はしごは非常に危険だし、作業するひとが高年齢で危険すぎる。はしごから落ちるリスクを考えたら、(もうパパさんが落下事故で治療中)たいへんな出費だが、しょうがないでしょうと家族会議で決定!専門家もオイルのクオリティに関係ないとのこと。(機械は、枝や葉を振動させるので、実に傷はいきません)かえって収穫したらすぐ、搾油できるので、おいしくなるとか。オリーブオイルのコースに通って、今まで頑固に守られてきた伝統的方法の正しいこと、間違っていることを学びました。ワインに興味を持つ人が増えて、ワインブームが起きたようにとオイルも今は生産者より、消費者やマーケットの知識や、要求が上回り、それに生産者がどんどん追いつかなければ、いけない世の中になったそうです。何の情報が正しくて何が間違っているのか、生産者も見極めないといけない時代ですね。去年日がな、木に上って、オリーブの実を落とすのも楽しかったですが、今年、テレスコープを持ってオリーブの枝を打つのは、シュワちゃんがマシンガンを持っているようでかっこいいでしょ。かっこいい?