2007年7月31日火曜日

初めてのティスティング会 in Tokyo(1)

日本で初めて行うオリーブオイルのテイスティング。イタリア人同士でしかテイスティングをしたことがない私には、日本人の舌と鼻がどのようにオリーブオイルを評価するのか興味シンシン。私以外はオリーブオイルのコースを受講したことのない人ばかりです。日本人3人とイタリア人1人の計4人で、ごはん前(これポイント!)にテイスティングを始めました。

日本で比較的手に入りやすいオリーブオイルを10本、そこにイタリア産3本、スペイン産1本を加えてシャッフル、5本を選びました。テイスティングは5種類以上はしないもの。それ以上すると感覚がぼやけてわからなくなるからです。
イタリアから持ってきた、テイスティング用の小さなカップを用意し、そこにオリーブオイルを少しずつ入れていきます。あと必要なもの、味のないパン(フランスパンとか)もしくはりんご。水。1つテイスティングをしたら、味が残らないよう舌を洗うためです。

ティスティングは各自その日の体調などでかなり結果に差が出ます。例えば旅行から帰った人は、時差や疲れで自分でもびっくりするくらい、結果がかわることがあるので、ある程度の人数でやらないと間違った評価をしてしまうことがあります。意見交換がとても大事です。初めはテイスティングの知識はなくてもよいのです。未経験でもその人のもつ舌や感覚は、思ったより鋭い評価を下すことがありますから。